紙質について
紙質について
紙の種類について
印刷に主に使用される紙は、大きく分けて3種類。表面塗工を施したコート紙と、塗工を施さない上質紙、その他の特殊紙です。
上質紙は、主にモノクロの冊子などで多く用いられており、カラー印刷には不向きとされています。
コート紙は更に、表面加工の違いで2種類に分かれます。光沢のあるグロス系と、艶消し処理を施したマット系です。
カラーの印刷物などについてはとくに、このグロス系コート紙と、マット系コート紙のいずれかで選択されるのが主流です。
紙の厚さについて
紙の厚さは、一般には連量であらわされます。所定サイズ(1091*788)の紙が1000枚集まったときの重量(キロ数表示)です。
重ければ重いほど厚い紙、軽ければ軽いほど薄い紙、というわけです。
一般的に、コピー用紙ほどの厚さが上質紙55キロ、官製はがきが上質紙135キロです。
印刷に使用する紙のサイズについて
主に、A版、B版、があります。A全判(625mm*880mm)の紙から、A4サイズであれば8枚、A3サイズであれば4枚とれます。
ちなみに、B全判(765*1085)の紙から8枚とれるのがB4サイズ、4枚とれるのがB3サイズです。
参考までに、サイズの大きい順に並べると、B1→A1→B2→A2→B3→A3→B4→A4→(以下続く)となります。